院長挨拶

JCHO南海医療センターからの皆様へのご挨拶

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平成29年4月1日より院長となりました森本章生です。よろしくお願い致します。

当院の歴史を紹介しますと、昭和22年10月海軍の下士官兵集会所が置かれていた場所で、大分県国民健康保険団体連合会に経営を委託し健康保険南海病院が発足し、当初は内科、外科、産婦人科、歯科の4診療科で病床数21床でした。

昭和33年9月より全国社会保険協会連合会に経営委託され、病床数244床の病院となり、平成2年に人工透析センター、平成4年に健康管理センター、平成12年に介護老人保健施設を開設し現在の形の病院となりました。
平成26年4月からは独立行政法人地域医療機能推進機構南海医療センターとして地域医療を担っております。

当院の診療科は、循環器内科、消化器内科、血液内科、外科、整形外科、心臓血管外科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、脳神経外科、放射線科、呼吸器内科、代謝内分泌内科、腎臓内科、皮膚科、形成外科の診療を行なっています。特徴としては、循環器内科による心臓カテーテル検査や治療、外科における種々の腹腔鏡手術、消化器内科による内視鏡を駆使した消化器癌や総胆管結石の治療など他科も含め急性期医療に力を入れており、CT・MRI・血管造影装置・ガンマカメラ等の検査機器も整備しています。
また介護老人保健施設を有しており、急性期の治療後の在宅復帰までのリハビリも可能で、「急性期医療~回復期リハビリ~介護」のシームレスなサービスを提供しています。

地域医療は、医療にかかわる人材不足により徐々に厳しい状況に追い込まれています。その状況下でも質の高い医療を実践・提供するため、当院では職員一丸となって多職種によるチーム医療に取り組んでおります。また医療安全にも真摯に取り組み、安心して医療を受けられる病院づくりを目指してシステム構築を行っております。

地域医療を支え、また改革していく病院、地域医療機能推進機構南海医療センターをどうぞよろしくお願い致します。

2017年4月
独立行政法人地域医療機能推進機構南海医療センター
院長 森本 章生