各種委員会

診療・各部門

看護部感染対策委員会

毎月第2火曜日に委員会を開催しています。
各部署から選出されたリンクナース17名が感染対策に関わる問題を話し合い、よりよい療養環境の提供に向け活動しています。
患者とその家族、医療従事者が感染症にかかることなく安心して病気の治療に専念できるように、また清潔であたたかい手による看護ケアを提供できるように、実践に向けた取り組みを行っていきます。

看護部安全委員会

毎月第1月曜日に活動しています。
「医療事故を防止し、安全で安心な医療の提供体制を作る」ことを目的に、3つの目標を掲げました。①正しい確認動作で患者誤認予防に努める ②薬剤投与・管理手順の標準化を行う ③転倒転落事例の予防推進です。今年度は、患者誤認予防のためのシミュレーション研修の開催や5Sに視点をあてた院内ラウンド、患者さんの安全な療養環境を目指してのベッドサイドラウンドを行います。患者さんの安全を最優先に考え、信頼される看護の実践につなげていきたいと思います。

褥瘡対策委員会

毎月第3火曜日に委員会を開催しています。
今年度の目標は、「スタッフ個々が褥瘡に興味をもち、褥瘡関連の知識・技術を習得し 予防ケアを行う。」「褥瘡発生時は、早期治癒を目指し多職種の専門性を活かして、個々の患者に応じた適切なケアの提供ができる。」としました。多職種と連携・協働することで、できるだけ皮膚トラブルを予防し、発生時にはその原因を追究し、悪化させないケアが必要と考えています。褥瘡対策委員会のメンバーが中心となり院内の褥瘡対策の標準化を目指し、患者さんにベストなケアが提供できるような活動をしていきたいと思っています。

記録委員会

毎月第1水曜日に委員会を開催しています。
今年度の目標は「アセスメント能力が向上し、患者・看護が見える記録ができる」「電子カルテの移行に沿って、記録マニュアルの見直しができる」としました。看護記録は、看護で行ったこと、考えたことを客観的に説明するものであり、医療チームの情報交換、ケアの向上、ケアの一貫性と継続につながるものと考えて活動しています。

業務改善委員会

「看護要員が良好なチームを構築し、安全で効率的な看護ケアを提供する」を
目標として始動しています。看護補助者研修・看護補助者の業務マニュアルの見直し、5S活動、看護基準・業務基準の見直し等をグループで分担し、取り組んでいます。看護補助者と協同し、看護ケアの充実、看護職員のタスクシフティングを進めていくこと、5Sの啓蒙活動に取り組み、職業人として業務遂行ができるようになること、看護・業務手順の見直しを行い、安全で効率的なケアを患者さんに受けていただけるよう、リンクナースを中心に活動しています。

実習指導者委員会

実習指導者委員会は、実習の目的を把握し、実習要綱に添った指導を行うことで、看護学生の学びとなる実習指導が実践できるように委員会を中心に取り組んでいます。当病院では、藤華医療技術専門学校、大分県立看護科大学、佐伯准看護学院、別府溝部学園高等学校の実習を受け入れています。学院との連携を行いながら、実習を通じて看護師という専門職のすばらしさを実感してもらえるような指導に努めています。臨地実習は、看護学生にとって緊張と不安で大変だと思いますが、実習が終了した後に、楽しかったと感じる実習であって欲しいと思っています。

認知症ケア委員会

認知症ケア委員会の目標は、身体疾患を持つ認知症の患者様が、生活の場に戻れるように本人、家族を含めたケア・支援の充実を多職種で連携して行うことです。具体的には、
1.患者様の困りごとが解決できるようケアし、穏やかな入院生活が送れるように援助する。
2.在宅や、元の生活場所への復帰を目指した支援を行うとしています。
認知症ケア委員会は、リンクナースが認知症やせん妄がある患者さんへのケアの提案と実践を行い、困難な際は、認知症認定看護師へコンサルテーションを行います。毎月症例検討と、各自学習した内容を共有することでリンクナースの知識向上を目指しています。

DVTワーキンググループ

当院のDVT予防を目的としたチーム活動は、2017年に褥瘡委員会のワーキンググループとして発足されました。これまで、褥瘡委員会を中心に学習会を開催し、弾性ストッキングの着用時の観察点や着脱方法について学んできました。委員会内での活動には時間的な制限もあり、今年度、褥瘡委員会から独立しワーキンググループとして新たに活動することなりました。
今年度の目標は「DVT予防のための弾性ストッキング、フットポンプ開始時の対応について看護部全員が理解する」としました。
スクリーニングシートの見直しと予防的ストッキングの着用やフットポンプの指示が出た場合、実施から日々の観察まで看護部全員が対応できるよう、ワーキンググループのメンバーが中心となって周知していきたいと考えています

緩和ケアチーム

毎月第3木曜日にチーム会を開催しています。
今年度の目標は「その人らしく人生を全うするのに障害となる苦痛や、その患者を支える家族に対し、多職種によるチームでより良いケアを導き、患者・家族のQOLに貢献する」としました。
患者さんとそのご家族の意思を尊重し、身体的苦痛、精神的苦痛、スピリチュアルな問題を早期に発見し対応することで苦痛を和らげ、患者さんが自分らしく生きられるよう多職種で連携、協働し支援していきたいと考えています。