各病棟の紹介

診療・各部門

5階病棟

5階病棟は2016年6月1日より「地域包括ケア病棟」として運用をはじめ、今年8年目となります。2020年7月1日からは「地域包括ケア病棟入院料1」を取得しました。迫りくる少子高齢化に対して、地域包括ケアシステムは地域で包括的な支援・サービスの提供を整えることで医療・介護を必要とする人々に届けられるようにする狙いがあります。地域包括ケア病棟はこの地域包括ケアシステムを支える役割を担っている病棟です。Post Acute機能だけでなくSubAcuteの機能を充実させ、高齢者が住み慣れた地域で、最期までその人らしい生活が送れるように早期の退院支援介入を心がけています。「急性期と在宅の間の橋渡し」という地域包括ケア病棟の使命を担い、多職種との連携を密にとり、個々の患者さんにとって、よりスムーズな退院支援・家族支援を提供できるよう努めていきます。

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6階病棟

6階病棟は、循環器内科・心臓血管外科を主とした病棟です。循環器内科では、心臓カテーテル検査・PCI(冠動脈インターベンション)・ペースメーカー挿入術、心臓血管外科では、人工血管造設術・下肢静脈瘤の手術を行っています。生命の危機にある急性期から回復期、退院前の患者さんまで幅広いため、各期に応じた看護が提供できるよう部署内で学習会・カンファレンスを実施しています。大分県では、心不全パンデミックの到来を予測し、2019年より大分県心不全包括ケアカンファレンスが発足し、当院でも2020年より心不全ポイントが導入されました。心不全の患者さんが地域で再発を予防しながら質の高い生活が送れるよう、心不全地域連携パスを導入しています。入院中、心不全ポイントの教育を患者さんや、御家族に行い、院内外の多職種と連携し、退院後の生活まで見据えた個別性のある看護を目指しています。職員同士のコミュニケーションを大切にし、協力しながら、安心・安全な看護が提供できるよう取り組んでいます。

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7階病棟

7階病棟は、外科・泌尿器科・耳鼻科を主とした急性期病棟です。周手術期看護を中心に患者さんやご家族が安心して手術・治療が受けられるように、手術前後の異常の早期発見、合併症の予防に努めています。また、化学療法・ストーマ管理・疼痛コントロールなどの看護にも取り組んでいます。患者さん・家族の安心、安全をモットーに、患者さんのQOLを考え、入院から退院後の生活を見据え、医師・看護師・メディカルスタッフなどの多職種で連携しながら、チーム医療を提供しています。
ワークライフバランスを大切にしながら、スタッフが協力し合い、生き生きと楽しく働ける病棟です。

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8階病棟

8階病棟は、血液内科・整形外科を主とした急性期の混合病棟です。
血液疾患患者の治療には欠かせない県南で唯一の無菌室を3床設け、より高度な治療ができるようになりました。
整形外科では、急性期治療からリハビリ期へと、リハビリスタッフや地域連携室スタッフとカンファレンスを行い、地域包括ケア病棟への連携がスムーズに行えるように努めています。
また、患者さんだけでなく御家族のQOLも考え、安全で安心な看護を提供できるようにチーム一丸となって取り組んでいます。
病院の最上階である8階病棟は、15床の個室があり、佐伯市内を一望できる病室や広いラウンジは、入院生活を送る上で、心に癒しを与えてくれることと思います。

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