泌尿器科

診療・各部門

│ スタッフ紹介臨床研修プログラム外来診療主な手術実績主な診療体制について

スタッフ紹介

*透析センター長
藤田 義嗣(ふじた よしつぐ)

*泌尿器科医員
石川 天洋(いしかわ たかひろ)

臨床研修プログラム

大分大学医学部腎泌尿器外科学講座関連施設
大分県泌尿器科専門教育プログラム参加病院
泌尿器科NCD(National Clinical Database)登録施設

外来診療

泌尿器科週間予定
午前 藤田 義嗣 藤田 義嗣 藤田 義嗣 藤田 義嗣 手術
石川 天洋 石川 天洋 石川 天洋 石川 天洋
午後 手術 手術

救急搬送
患者対応

手術

*急患の場合は、可能な限り対応します。手術、他の急患の対応、学会出張などで対応が困難な場合が稀にあります。
あらかじめ電話にてご確認の上、来院されてください。

透析診療予定
午前9時~
午後~19時
夜間~23時

主な手術実績

2015年 2016年 2017年 2018年
経尿道的尿路結石砕石術(TUL) 13 8 26
前立腺癌根治手術(前立腺全摘) 4 2 8 4
前立腺肥大内視鏡手術(TUR-P) 4 11 12 41
内シャント造設手術(AVF) 24 16 18 38
腹腔鏡下腎尿管悪性腫瘍手術 1 7 7 4
腹腔鏡下副腎摘出術 2 1
腹膜透析チューブ留置 1
膀胱結石内視鏡手術 8 6 6 8
膀胱腫瘍内視鏡手術(TUR-Bt) 41 50 49 35
膀胱全摘(回腸導管) 2
膀胱全摘(尿管皮膚瘻) 1 1 1

主な診療について

泌尿器科は、3人体制で泌尿器科診療と透析診療をおこなっています。
泌尿器科診療の中心は、前立腺肥大症、尿路結石、尿路性器癌、ブラッドアクセスに関連した手術が中心になります。
透析診療は、維持血液透析患者さん約160名の診察をおこなっています。
月/水/金が、午前、午後、夜間の3クール、火/木/土が午前、午後の2クールです。
1年間の透析導入患者さんは30名程度で透析患者さんの社会復帰を支援するために夜間透析もおこなっています。
(1)前立腺肥大症に対する内視鏡手術
当科では、前立腺肥大症に対する内視鏡手術は、オリンパス社製TURisシステムで
オーバル型蒸散電極を用いて手術をおこなっています。大きな前立腺肥大症に対しても
出血が少なく良好な視野で手術を行うことができる特徴があります。
(2)尿路結石に対する内視鏡手術
砕石装置は、空圧式結石砕石装置(リソクラスト)とホルミウム・ヤグレーザーを用いています。
内視鏡は、硬性鏡と軟性鏡を用意しています。
体外衝撃波結石砕石装置(ESWL)が適応の患者さんは、当施設では装置がないため他院を紹介しています。
(3)前立腺癌に対する治療
前立腺癌が疑われる場合は、当科にて年間50~75名程度の患者さんに前立腺針生検をおこなっています。
前立腺針生検は、1泊2日の入院が必要です。前立腺がんに対する内分泌治療、化学療法、根治手術をおこなっています。
最近では、ロボット支援手術を希望される患者さんが増加していますが、当科では従来の開腹手術をおこなっています。
ロボット支援手術を希望される場合は、大分県内では大学病院または別府湾腎泌尿器病院を紹介しています。
放射線治療の設備がないため、放射線治療が適応の患者さんは他院を紹介しています。
(4)腹腔鏡手術
副腎腫瘍、腎腫瘍、腎盂尿管腫瘍に対する腹腔鏡手術は、大分大学医学部腎泌尿器外科学講座の指導の下でおこなっています。
(5)膀胱腫瘍
膀胱腫瘍に対する経尿道的手術、膀胱全摘手術、尿路上皮癌に対する化学療法をおこなっています。
(6)透析に関連した手術
ブラッドアクセス手術や腹膜透析チューブ留置などおこなっています。
人工血管などブラッドアクセスの造設が難しい症例や血管内治療(VAIVT)は、当院の心臓血管外科医に相談しています。

尿路結石に対する内視鏡手術

前立腺肥大症に対する内視鏡手術
腹腔鏡手術